アナログペイントvsデジタルペイント

今までずーっと20年近く

アナログ派ペインターだった私が

ひょんな事をきっかけに

iPadを使ってデジタルお絵かきもする様になったので

アナログとデジタルの両方を体験してみた感想を

書いてみようと思う。

 

※私が呼ぶアナログペイントとは

紙やキャンバス、壁や天井などのスペースに

絵の具やペンキを使って描くペインティングの事です。

 

<アナログペイントの良いところ>

・手描きということで温かみが盛りだくさん。

・ペンキの色を自由自在に調色出来ちゃう。

・色の上に色を重ねることで新たな色が生まれる。色の表現無限大♾

・作品を物質として残せる事。人にプレゼント出来たり飾っておけたり。

これは最大の利点かもしれない。

<アナログペイントの大変なところ>

・手や服が汚れる。

・作品にもよるけどデジタルに比べてとにかく時間がかかる。

ベース塗装、描き込み作業、クリアーコートなど。

また各工程ごとにに乾き待ちの時間がある。

・色々なペイント道具が必要。

・ペイント中にやり直しや一個前のステップに戻るのが難しい。

 

<デジタルの良いところ>

・パソコンもしくはタブレット&タブレット用のペンがあれば

いつでもどこでも描く事が出来ちゃう。

・お絵かきアプリやソフトを利用する事で色々な表現が出来ちゃう。

・手や服が汚れない。

・作品をデータとして残せる。保管にかさばらない 

・修正が簡単に出来る。

<デジタルの大変なところ>

・まずパソコンやタブレットの用意が必要。

・プリントアウトした時に色や作品のイメージの違う可能性あり。

・色やタッチの表現に制限がある。

アプリやソフトの中に表現したいブラシのタッチがない可能性あり。

 

2つを比べた結果。

それぞれ良いところも大変なところもあるけど、

ペインターの私にとって、大変な部分も楽しかったりする。

私の様に大変なところが好きな人もいるかもしれない。

どちらが良い悪いのではなく、

アナログもデジタルもどちらのペイントも楽しい。

 

デジタルという選択肢もある今とこの恵まれた環境に感謝。

好みや用途に合わせて、使い分けるといいかもしれませんね。

皆さんも自由にペイントを楽しみましょう!